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いらっしゃいませ！　　第2802号≪2015年6月20日（土）発行≫掲載
第818回「よその旅館ホテル」

光雲荘（栃木県・塩原温泉）
君島 将介さん

──場所はどのへんですか。

　「塩原温泉の中ほどにあり、東北新幹線・那須塩原駅からバスで約60分、マイカーでは西那須野塩原インターから約20分ほどです」

──一番のセールスポイントは。

　「やはり温泉ですね。自家源泉（光雲荘源泉）からのかけ流しです。毎分200リットル、1日288トンという豊富な湯量に加え、メタケイ酸の含有量が多く、通常の6倍以上あることです。天然の保湿成分といわれ、肌の新陳代謝を促進します。強力な美肌形成の湯で、女性のお客さまは喜ばれますね。飲泉もあり、内から外から奇麗になります（笑い）」

　「露天風呂は塩原温泉最大級で、貸し切り風呂やサウナもあります。貸し切り風呂は空いていれば入れますので、家族客やカップルの方々が利用されています」

──料理は。

　「地元のもの、旬のものにこだわっています。名物は『石焼き鍋』です。鳥団子やキノコ類、海老、白菜などが入った鍋に、熱した石を入れ、グツグツ煮込むものです。この鍋を目当てにいらっしゃるお客さまもいます。また、今の時期はカブ料理ですが、秋ともなると『塩原高原大根』が一押しです。おいしいですよ。自家菜園で丹精込めて育てています。ぜひ味わってほしいですね」

──客層は。

　「さまざまですが、リピーターのお客さまは比較的年配の方が多いです。全体的に県内客が一番多く、次いで首都圏となります」

──ネット予約は増えていますか。

　「最近特に増えていますね。ネットエージェントに加え、自社サイトからも入ってきます。リニューアルがなかなか大変です」

【客室26室、1泊2食、平日1万円（税別）から】


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