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このひと  第2728号≪2013年11月16日(土)発行≫掲載

北見 明弘氏


 ◎…「忙しい宿泊施設の社長の方々が地域づくりや業界活動に真剣に取り組んでいる姿に感銘を受けた。旅ホ連の委員会活動にもご協力をいただいている。その努力になんとか応えたい」と意欲に燃える。1961年5月8日生まれの52歳。85年にJTBに入社し、提携販売部企画総務部長、JTBベネフィット総務課長、湘南藤沢支店支店長などを歴任。今年7月から現職に。

 ◎…好奇心が強く、多趣味だ。ヨットは20代の頃から。神奈川県三浦半島の荒崎で1、2人乗りのディンギーを操るとともに、「子供たちに海の楽しさを教える体験乗船のボランティア活動も行っている」。

 最近始めたのが和太鼓。老若男女が参加するサークルで練習する。「けっこう音が外れる。小学生がうまくやっているから、かなり落ち込む」というが、「思いっきり叩くから爽快だ。今一番の楽しみ」と演奏会への出演を目指す。

 得意の料理は「カロリーが高いものや酒のつまみしか作らないので奥さんはなかなか作らせてくれない」。その分、ヨットの会では7、8人分の屋外炊飯を任され、自慢の腕を存分に振るっている。

 当然ながら旅行も好き。家族旅行では「旅行会社の人間なので旅先でいろいろと見せてあげたい」と考えるが、「奥さんや子どもはそれよりも、歩いたり、買い物をしたりする方がいいと言う」。旅行会社に勤めたがゆえの苦悩がある。


【聞き手・板津昌義】



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