'13『風呂じまんの宿』31軒 |
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東北
<岩手県・鴬宿温泉> |
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客室露天がオープン |
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客室露天風呂 |
岩手県・鶯宿温泉のホテル森の風鶯宿(鈴木直一社長)は、秀峰岩手山を望む北東北屈指のスパリゾート。露天風呂から絶景を一望し、自然を満喫しながら温泉で心と体を癒やすことができる。
大浴場は洋風と和風の2種類。男女入れ替え制のため、1日の滞在でどちらの湯も満喫できる。
和風風呂は室内大浴場、半露天風呂、空中露天風呂の3種。空中露天風呂では岩手山の雄大な景色をさえぎるもののない広い視野で堪能できる。大浴場にはドライサウナもある。洋風風呂も室内大浴場、半露天風呂、空中露天風呂の3種を装備。空中露天風呂からは雄大な雫石盆地の景色を一望する。
泉質は単純硫黄泉。冷え性、肩こりなどさまざまな病に効く。
このほど7タイプ17室の露天風呂付き客室「四季彩」がオープン。源泉掛け流しの露天風呂で、バリアフリー対応の客室もある。また、3タイプ7室の貸し切り風呂も新設した。
館内のおまつり広場では同館スタッフによる太鼓や餅つき、民謡など郷土芸能ショーを毎晩開催。湯に浸かった後はにぎやかなパフォーマンスで盛り上がりたい。
ホテル森の風鶯宿/岩手県岩手郡雫石町鶯宿10-64-1/TEL:019-695-3333 |
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東北
<岩手県・天童温泉> |
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開放感あふれる大浴場 |
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開放感あふれる大浴場 |
「美味求真の宿 天童ホテル」(押野宏社長)は将棋の里の老舗ホテル。その名の通り、美味を追求した会席料理が自慢だが、もう一つ自信を持ってすすめるのが、美肌効果の高い温泉だ。
無色透明で肌ざわりの良い湯は、運動機能障害、冷え性、リュウマチ、神経病に効果があるカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉。弱アルカリ性の湯は、角質をとりツルツルの肌になると評判だ。
男性専用の大浴場「殿の滝」、女性専用の「姫の滝」ともに、湯船の広さは天童一を誇る。開放的な大きな窓から温かな日差しが差し込み、外を流れる大滝を眺めながらの湯浴みは、心身の疲れをほぐしてくれる。
女湯にはベビーソープやベビーバスが用意されているので乳幼児と一緒でも安心だ。
日帰りプランも充実している。和個室のプライベート空間で、旬の素材を贅沢に使った昼食を堪能しつつ、寛いだ時間を過ごすことができる。
美味求真の宿 天童ホテル/山形県天童市鎌田本町2の1の3/TEL:023-654-5511 |
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東北
<岩手県・新鉛温泉> |
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三つの源泉、17の浴槽 |
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豊沢川と森を眺める(川の湯) |
岩手県新鉛温泉の「結びの宿 愛隣館」(清水俊明社長)は、花巻温泉郷の最も奥に位置する閑静な温泉旅館だ。特筆すべきは、三つの豊富な源泉を、三つの大浴場、17の浴槽に引いていること。のれんを交換することで、一晩の滞在で全ての温泉を楽しめるようにしている。
源泉「新鉛温泉・第一黄金の湯」は大浴場「川の湯」、「新鉛温泉・新黄金の湯」は大浴場「南部の湯」「森の湯」と、貸し切り風呂「ちゃっぷん」に引いている。「第一黄金の湯」は低張性弱アルカリ性高温泉、「新黄金の湯」は低張性中性高温泉。その違いを確かめながら湯巡りを楽しむのも一興だ。
新鉛温泉のもう一つの特徴は、県内でも珍しい飲める温泉であること。糖尿病、痛風、慢性便秘、肥満症などに効果てきめんという。
浴槽は内風呂が7個と露天風呂が10個。近くには豊沢川が流れ、湯に浸かりながらマイナスイオンたっぷりの森林浴が楽しめる。内湯と信楽焼きの露天風呂がある貸し切り風呂も体験したい。
結びの宿 愛隣館/岩手県花巻市鉛字西鉛23/TEL:0198-25-2341 |
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東北
<山形県・かみのやま温泉> |
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客室露天がオープン |
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庭園大浴場「姫の湯」 |
山形県かみのやま温泉の「仙渓園 月岡ホテル」(堺健一郎社長)は、正保元年(1644年)の創業以来、真心のもてなしと癒やしの湯で人々を温かく迎え続けてきた。
温泉は長禄2年(1458年)、肥前の僧、月秀が旅の途中、一羽の鶴が沼地に湧く湯にすねを浸し、傷が癒えて飛び去る姿を見たのが始まりといわれる。
館内には庭園大浴場「殿の湯」「姫の湯」、そして露天風呂がある。明るく開放的な大浴場では、美肌、保湿、リラックスの各効果が認められる、肌に優しい湯を満喫できる。温泉は基本的に加水をせずに使用。
露天風呂は日本庭園に囲まれた岩風呂で、四季折々の風情を楽しめる。日本酒を樽に浮かべて一杯と、左党にうれしいサービスも。
湯上がりサロンでは12種の薬草などでブレンドした「上山大名茶」を午後4〜10時にサービス。アロマ、バイブレーション、温風などで五感を刺激するリラックスマシンも体験したい。
特別な滞在は5タイプの離れの客室「仙渓園」で。
仙渓園 月岡ホテル/山形県上山市新湯1の33/TEL:023-672-1212 |
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<山形県・蔵王温泉> |
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天井高の総木造りの場 |
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八右衛門の湯(内風呂) |
山形県蔵王温泉の蔵王国際ホテル(伊藤八右衛門社長)。自慢の「八右衛門の湯」をぜひ体験したい。
内風呂と露天風呂がある。内風呂は丸太の梁をむき出しにした大胆な造り。天井高は最高6.5メートルと高く、全面ガラス張りで開放感もたっぷり。いにしえの湯治場の雰囲気だ。湯は乳白色の硫黄泉で、源泉100%掛け流しで使用。独特の香りと木の温もりが人々の心と体を優しく包み込む。時間による男女入れ替え制。
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八右衛門の湯(露天風呂) |
露天風呂は二つの浴槽があり、それぞれ湯温が異なる。冬の間の入浴も可能で、降り積もる雪を見ながらの雪見風呂もまた一興だ。
「大切な方とプライベートなひと時を」と、貸し切り風呂も充実している。「山の恵み」「森の恵み」「里の恵み」と名付けた三つの貸し切り風呂は、山小屋風のおしゃれな造り。宿泊客は無料で利用できる。
泉質は酸性・含硫黄—アルミニウム—硫酸塩・塩化物温泉。切り傷、やけど、慢性皮膚病、高血圧症など、さまざまな病に効くといわれる。湯船に浮かぶ湯の花が効能の高さを物語っている。
休憩室には手もみクイックコーナーがある。「旅の疲れを癒やすフットコース」「凝ったところのクイック手もみ」ともに10分千円とリーズナブル。
この7月には新しい客室「ジュニアスイート」がオープン。既存の洋室6室を3室に改装した。40平方メートルの広々とした部屋は、ソファやテーブル、デスクのほか、マッサージチェアを完備したリビングルームと、セミダブルベッド2台を備えたベッドルームで構成。八右衛門の湯に近く、温泉を満喫するのに絶好の客室だ。
近くには世界でも珍しい樹氷が見られる蔵王温泉スキー場がある。スキーやスノーボードを楽しんだあとは、ホテルでの温泉ざんまいを楽しみたい。
蔵王国際ホテル/山形県山形市蔵王温泉933/TEL:023-694-2111 |
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<山形県・蔵王温泉> |
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離れの温泉棟「百八歩」 |
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離れ湯百八歩(露天風呂) |
山形県蔵王温泉の蔵王四季のホテル(伊藤八右衛門社長)は、系列のおおみや旅館、蔵王国際ホテルとともに、温泉自慢の宿だ。中でもお薦めなのが、離れの温泉棟「離れ湯 百八歩」。蔵王温泉ならではの真っ白いにごり湯を心ゆくまで楽しめる。
2006年に完成した離れの湯は、ホテルの玄関から歩いて文字通り108歩の場所にある。
男女別の内風呂は、天井の梁から浴室の床まで全て木造り。木の温もりとほのかに漂う硫黄のにおい、効能豊かなにごり湯が人々の心と体を癒やしてくれる。
開放感いっぱいの露天風呂は内風呂とは趣が異なる石造り。このほどリニューアルを行い、蔵王連峰・竜山の絶景をさらに楽しめるよう、工夫を凝らした。
湯上がりスペースには足湯もある。露天風呂同様、雄大な山並みを一望する、眺望自慢の湯だ。パートナーとの待ち合わせの間、また周辺散策の帰りに利用してみたい。
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離れ湯百八歩(内風呂) |
泉質は硫黄泉(酸性・含硫黄—アルミニウム—硫酸塩・塩化物温泉)。慢性婦人病、糖尿病、高血圧症など、さまざまな病に効くという。加温、加水をせず、全て掛け流しで利用している。利用時間は午前6時から午後11時。
ホテル館内の大浴場「白樺の湯」は、大きな窓が特徴の、明るく開放的な風呂。館の名前通り、蔵王の四季を感じられる湯だ。
趣の異なる露天風呂が二種類あり、時間により男女でのれんを入れ替えている。
浴場内にはサウナも完備。
湯は肌に優しい弱アルカリミネラル泉。こちらは24時間入浴できる。
離れの内湯と露天風呂、足湯、館内の内湯と露天風呂、サウナと、まさに温泉ざんまいを満喫できる。
蔵王四季のホテル/山形県山形市蔵王温泉1272/TEL:023-693-1211 |
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<山形県・湯野浜温泉> |
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趣が異なる六つの風呂 |
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「吟水の湯」の展望露天檜風呂
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山形県湯野浜温泉の游水亭いさごや(五十嵐浩社長)は、趣の異なる六つの風呂が魅力。露天風呂の湯に浸かれば、潮騒や夕陽、月光に包まれる癒しのひと時が過ごせる。
湯野浜温泉は平安期に海辺で温浴する亀を見て知られるようになったという起源を持つ。
海に面した「吟水の湯」は展望露天檜風呂と露天岩風呂、内湯の展望石風呂。壺庭を臨む「月水の湯」は露天岩風呂と露天檜樽風呂、内湯の滝見檜風呂。男女入れ替え制で六つの湯を満喫できる。
貸切風呂のハイプライベート・スパ「漣」は、入浴前後の時間にも贅を尽くした。リビングルームのような空間でソファにくつろぎ、音楽を聴きながら冷えたシャンパンを味わうこともできる。
客室は展望露天樽風呂が付いたスイートルームを含む48室。料理は、旬の魚介をテーマにした「庄内浜海席」、魯山人の作品を鑑賞しながら写し器で食する「魯水の膳」などのプランがある。
游水亭いさごや/山形県鶴岡市湯野浜1の8の7/TEL:0235-75-2211 |
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<福島県・土湯温泉> |
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滝を眺める展望大浴場 |
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展望大浴場「瀧の湯」 |
福島市内から車で約30分、豊かな自然に囲まれた土湯温泉は聖徳太子の伝説が残る、歴史ある温泉地だ。山水荘(渡辺和裕社長)はその土湯温泉を代表する旅館で、隣には一級河川に指定され、日本一の清流にも数えられている荒川が流れており、この川が作り出した景勝が四季折々で違った顔を覗かせる。
山水荘は荒川と二段の滝を眺める展望大浴場や野湯、「太子の湯」、5カ所の貸切風呂などを持つ温泉三昧の宿で、宿泊客の心と体を癒す。
6階の展望大浴場「瀧の湯」からは、荒川とそれを取り巻く雄大な景勝を大パノラマで、湯船に浸かりながら存分に味わうことができる。また、もう一つの展望大浴場「淵の湯」は旅館では珍しい2階建ての造りになっており、浅湯、深湯のさまざまな湯船を楽しむことができる。
瀧の湯と淵の湯は日替わりの男女交代制で、宿泊客は前日とは異なる趣の風呂を楽しめる。
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太子の湯
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3階には聖徳太子の名を冠した露天風呂、太子の湯がある。山水荘の象徴的な存在だ。荒川二段の滝が圧倒的な水量で流れ落ちる様はまさに絶景。自然のマイナスイオンと開放感に浸れる源泉かけ流しの露天風呂はぜひ堪能したい。
今では珍しい男女混浴制をとっているが、女性専用の時間(午後7〜11時)も設けているのがうれしい。
カップルや家族連れにお勧めなのが貸切風呂だ。半露天の「石の湯」「樽の湯」、内湯の「かわせみ」「おしどり」、そして露天の「星天の湯」があり、60分で1050円と手ごろな料金で利用できる。贅沢な時間を恋人や家族とともに過ごしたい方にお勧めだ。
原発事故の影響もほとんどない。未曽有の大震災にも負けずに、今なお慕われる山水荘の温泉で心身ともにほっこりとなってほしい。
風望天流 太子の湯 山水荘/福島県福島市町庭坂字高湯7/TEL:024-591-1171 |
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