| '16『風呂じまんの宿』37軒 |
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東海
＜岐阜県・長良川温泉＞ |
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| 鵜飼モチーフの露天 |
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| お湯処「川の湯」露天風呂 |
江戸時代末期、万延元年（1860）創業の十八楼（伊藤善男社長）では、老舗として伝統を守る中で、創業150周年を機に新たなお湯処の設置やリニューアルを続けている。
「お湯処『川の瀬』」は、鵜飼のモチーフがくつろぎの空間を彩り、夕暮れ時には、水中ライトで照らされた湯面の美しさが秀逸な露天風呂。薬草風呂とシルキーバスの2種のお湯を備え、壁面には十八楼オリジナルの美濃和紙の装飾で、風情に彩りを添える内風呂。
さらに、周辺の古い町並み「川原町」で営まれていた材木商の旧家に建てられた明治の蔵を蘇らせた「蔵の湯」を併設している。120余年前の梁を見上げ浸かる温泉は、まさに地域の歴史と共に歩む十八楼ならでは。
「お湯処『川の音』」は、清流長良川を渡る風が心地良い、木曽石の露天風呂。川原町の風情漂う風雅な内風呂を備える（朝晩入れ替え制）。
十八楼／岐阜県岐阜市港町10／TEL：058-265-1551  |
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| ＜岐阜県・長良川温泉＞ |
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| 抜群のロケーション |
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| 最上階にある「川の湯」の露天風呂 |
鵜飼で有名な清流長良川、山頂に岐阜城がそびえ立つ金華山を間近に見られる、ロケーション抜群の宿が岐阜市の長良川温泉ホテルパーク（山岡利安社長）。大正10年に文豪・川端康成も立ち寄ったといわれる、創業120年の由緒ある旅館だ。
長良川温泉には7軒の旅館・ホテルがあるが、最上階に入浴施設があるのはホテルパークだけ。展望露天風呂「山の湯」「川の湯」から見る景色は素晴らしく、長良川、金華山・岐阜城を独り占め、という何ともぜいたくな気分にさせてくれる。
泉質は鉄分やラドンを含み、リューマチや神経痛、皮膚病などに効果がある。スベスベの滑らかな肌になるとあって、女性客の受けもいい。
女性専用岩盤浴も人気で、ブラックゲルマニウム、麦飯石、薬宝玉石の3種類がある。貸し切りもでき、心置きなく岩盤浴を楽しめるのも魅力となっている。また、美濃和紙を使ったエステなどもあり、心身共にリラックスできる。
来年、「織田信長公岐阜入城・岐阜命名450年」の年に当たり、「信長おもてなし料理『信長饗応膳』」を企画している。
| 長良川温泉ホテルパーク／岐阜県岐阜市湊町397の2／TEL：058-265-5211 |
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| ＜岐阜県・下呂温泉＞ |
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| 風格漂う温泉リゾート |
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| 龍神の湯（男性用） |
日本三名泉に数えられる岐阜県下呂温泉の飛騨川沿いに建つ温泉リゾート旅館、水明館（瀧康洋社長）。80年以上の歴史を持ち、能舞台をはじめ、横山大観ら巨匠たちの作品を飾るギャラリー、情緒ある日本庭園など風格が漂う。温泉を使用した本格的な室内プール、アスレチックジムもあり、地元客や外国人客のファンも多い。国内ビジネス誌で日本一にも選ばれた。
敷地内にある山水閣、飛泉閣、臨川閣のそれぞれに温泉大浴場があり、どの棟に宿泊しても3カ所とも利用できる（展望大浴場のみ24時間利用可能）。臨川閣の「下留の湯」は、天井、壁、柱まで檜にこだわったぜいたくな造り。飛泉閣9階の「展望大浴場」は、大きな窓から下呂温泉の街並みや飛騨の山々が一望。山水閣にある野天風呂は、男性用「龍神の湯」、女性用「観音の湯」の2カ所。本格的な野趣あふれる岩風呂の風情を堪能できる。
| 水明館／岐阜県下呂市幸田1268／TEL：0576-25-2800 |
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| ＜岐阜県・飛騨高山温泉＞ |
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| 趣異なる二つの大浴場 |
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| 見晴らしの良い屋上ジャグジー |
ひだホテルプラザ（井ノ下雄志社長）は、ミシュランガイド三つ星に輝いた観光地・飛騨高山のランドマークホテル。城下町の趣を残す古い街並みや日本で唯一郡代役所が残る屋敷「高山陣屋」などの主要スポットは全て徒歩圏内と抜群の立地を誇る。飛騨高山流のおもてなしで出迎える人気の宿。
独自源泉「飛天の湯」は、地下1千メートル付近から湧出したもので、湧出量は毎分406リットル。泉質は、無色透明のナトリウム塩化物温泉で、趣の違う二つの大浴場で楽しめる。
喜多館屋上階である9階にある天望風呂「星の湯 月の湯」は、美しい乗鞍岳や北アルプスの山々、高山の街並、きらめく星空が広がる、見晴らしの良い大浴場。露天風呂や屋上ジャグジー、壺風呂、ミストサウナなど多彩な設備があり、湯めぐりも楽しめる。
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| 和の趣「木香の湯」 |
東館地下1階にある浮世風呂「木香の湯」は、和の演出にこだわった大浴場で、外国人観光客にも人気。廊下や脱衣所などの壁面には浮世絵が配されている。浴場の壁面は能登ヒバの漆塗りが施され、浴槽枠は桧を使用。床は畳敷きで温かみがあり、利用者が万が一転倒してもショックを和らげてくれる。脱衣所と大浴場の間の段差を解消するスロープも設置してあり、バリアフリーに対応している。
食事処は、地産地消の会席料理を提供する和食レストラン「華茶屋」「匠茶屋」、本格フランス料理の「ボンジュール」、中国料理の「來來飯店」がそろう。高山ラーメンが食べられる居酒屋もある。
ホテルは3棟からなり、スタンダードからスーペリア、デラックスのカテゴリーごとにシングル、ツインや和洋室までさまざまな旅のスタイルに応える。
| ひだホテルプラザ／岐阜県高山市花岡町2丁目60番地／TEL：0577-33-4600 |
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| ＜静岡県・稲取温泉＞ |
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| 相模湾見下ろす絶景 |
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| オーシャンビューの展望露天風呂 |
伊豆東海岸、稲取温泉の稲取銀水荘（加藤昌利社長）は、自家源泉から湧き出す湯量豊富な温泉が自慢。広く、開放的な大浴場、絶景の展望露天風呂と、設備も充実している。
露天風呂は相模湾を見下ろす景色が筆舌に尽くしがたい。朝、夕方、夜と、時間帯ごとに雰囲気をがらりと変える。夕方は右手に半島の海岸線を望みながらの夕焼けを楽しめる。
泉質は無色透明の弱アルカリ性塩化物泉。保温性が高く、体がいつまでもぽかぽかすると評判だ。
浴室と脱衣所の清掃、スリッパの消毒を行うサービス係が目配り気配りで利用客の湯あみをサポートしてくれるのもうれしい。
自家源泉の湯はエグゼクティブフロア「銀の栞」の客室露天風呂でも楽しめる。
金目鯛の煮付けやお造りをはじめとする稲取ならではの磯料理も同館の楽しみの一つだ。「伝統と自慢の一品」を味わいたい。
| 稲取 銀水荘／静岡県賀茂郡東伊豆町稲取1624の1／TEL：0557-95-2211 |
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| ＜静岡県・堂ヶ島温泉＞ |
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| 大海原と一体感楽しむ |
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| オーシャンフロントの露天風呂 |
伊豆西海岸、堂ヶ島温泉の堂ヶ島ニュー銀水（加藤昌利社長）は、東海岸とはひと味違う起伏に富んだ海岸線の景色を望むリゾート旅館だ。絶景を眺めながらの湯あみを楽しめる。
オーシャンフロントの展望露天風呂は、まるで大海原と一体化しているような感覚。展望大浴場もガラス越しに堂ヶ島の絶景を眺める。
湯はカルシウム・ナトリウム―硫酸塩泉（低張性アルカリ性高温泉）。切り傷、やけど、慢性皮膚炎、動脈硬化症、神経痛などに効くといわれる。
全客室がオーシャンビューという同館。特に貴賓室は海を一望する展望風呂を併設するぜいたくな空間だ。
「夕陽がきれいなまち」と評判の堂ヶ島。同館のメインロビーでは、海岸線に夕陽が沈む“ショー”を観賞できる。この秋から来年3月上旬まで、「サンセットワインサービス」を実施。夕陽が見える天候時に無料のワインサービスを行っている。
| 堂ヶ島ニュー銀水／静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2977の1／TEL：0558-52-2211 |
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| ＜静岡県・観音温泉＞ |
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| 奥伊豆の天然の恵みおもてなし |
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| 飲泉・自家源泉かけ流し ジャグジー付きの部屋露天風呂 |
「飲泉・自家源泉かけ流しの宿」観音温泉（鈴木和江社長）は、奥伊豆の豊かな山間にたたずむ1軒宿。昭和38年、先代社長が温泉掘削を始め、出湯とともに「観音像」を出土、観音温泉が産声をあげた。
この温泉では3本の源泉から湧き出る毎分600リットルもの極上源泉が、すべてのもてなしに息づいている。PH9.5の強アルカリ泉、硬度が1にも満たない超軟水、話題のシリカを豊富に含む源泉は、“美肌”を超越して“うぶ肌の湯”とまで言われるようになった。飲んでおいしく飲泉にも最適で日頃の食生活で偏りがちなアルカリバランスを整える効果も期待される。ペットボトル入りの温泉水「飲む温泉・観音温泉」は、モンドセレクションで最高金賞と国際優秀品質賞を同時受賞、都内3ツ星レストランのスープにも使われ、この地では煮る、炊く、蒸す、焼く、蒸かすなど全ての調理にこの極上温泉水が使われている。
敷地内の裏山に設置された観音農園ハウスでは、芳醇な甘みのトマトや無農薬野菜が自家栽培され、アルカリ源泉で漬け込んだ梅干とともに大好評。地場の旬な海の幸も豊富で“地産地消・天然の恵みのおもてなし”に徹底的にこだわっている。
温泉棟は、星空の満天露天風呂や檜の香り豊かな大総檜風呂が自慢の「ガラティア観音乃湯」に加え、第3号源泉の湧出とともに誕生した「観音プリンシプル」の二つ。「観音プリンシプル」は、極上源泉を日帰りや貸切風呂で堪能できる。
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| 観音温泉ピグマリオン「竹の間」 |
宿泊棟はプライベートな露天風呂付きの静かな奥座敷「ピグマリオン」、星空の満天檜風呂や足湯付きの部屋「本館」、豊かな森林ゾーンにたたずむ庭園檜風呂付きの部屋「正運館」、観音温泉発祥の地で昔ながらの湯治や連泊に最適な「産土（うぶすな）亭」など、四つの館がバリエーション豊富に用意されている。
| 飲泉、自家源泉かけ流しの秘湯 観音温泉／静岡県下田市横川1092-1／TEL：0558-28-1234 |
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| ＜三重県・志摩温泉郷＞ |
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| 伊勢志摩最大級の規模 |
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| 「風待ちの港」庭園露天風呂 |
福寿荘（木村圭仁朗社長）は、三重県志摩市の的矢湾に浮かぶ渡鹿野島にある温泉と料理が自慢の温泉旅館。
自家源泉「風待ちの湯」は、ナトリウム・カルシウム塩化物泉。療養泉にも認められているほど良質な泉質を誇る。庭園風呂「風待ちの港」は、趣向を凝らした庭園のなかに、樽風呂、岩風呂、打たせ湯、歩行湯、寝湯など趣の異なる浴槽を用意。朝、夕に男女入れ替えをすることで、何度でも入浴を楽しめる、伊勢志摩最大級の規模を誇る。6階にある展望大浴場は穏やかな的矢湾を眺めながら入浴できる。
貸し切り風呂は2種類。花を形どった石の風呂「花」と、木の香りが漂う檜の風呂「海」がある。手足を伸ばしてプライベートな温泉を楽しめる。
伊勢志摩のブランド食材は全国的にも知名度が高い。同館では地産の「本物」を味わえる「ブランド食材を食べる宿」をコンセプトに厳選した食材を用意。「旬紀行」と銘打って、志摩の新鮮な旬の素材を一番美味しい時期に提供している。
人気の「三大味覚会席」は、伊勢志摩の代表する三大味覚を一度に味わえるぜいたくな会席料理。4月～10月は、伊勢海老、あわび、国内産牛肉。メニューは、伊勢海老お造り、あわび踊り焼き、国内産牛石焼きなど。11月～3月のこれからの季節は、伊勢海老、的矢かき、とらふぐ。メニューは、伊勢海老お造り、焼きかき、蒸しかき、てっちり、ふぐ唐揚げなどが満喫できる。
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| みさき亭展望風呂付和洋室 |
このほど東館3階と4階が新客室「みさき亭」としてリニューアルオープン。的矢湾のロケーションを取り込んだモダンな客室で、家族客、女性客、アクティブシニア層に対応したフロアとなっている。各フロアに専用レストラン「SHIMA」を備えた。
| 風待ちの湯 福寿荘／三重県志摩市磯部町渡鹿野517／TEL：TEL0599-57-2910 |
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