'14『風呂じまんの宿』36軒 |
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東北
<岩手県・鴬宿温泉> |
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客室露天風呂など充実 |
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客室露天風呂 |
岩手県・鶯宿温泉のホテル森の風鶯宿(鈴木直一社長)は、秀峰岩手山を望む北東北屈指のスパリゾートだ。露天風呂から絶景を一望し、自然を満喫しながら温泉で心と体を癒すことができる。
露天風呂付き客室「四季彩」(7タイプ17室)は洗練された室内空間と源泉かけ流しの露天風呂が自慢だ。
檜、陶器、壺風呂の3タイプがあり、好みのものを選べるようになっている。もちろん源泉100%かけ流し。アルカリ性単純泉は神経痛や筋肉痛、五十肩などに効く。
バリアフリー対応の客室もあり、全室プラズマクラスターの空気清浄機が完備されている。
また、誰にも邪魔されず、夫婦やカップル、家族連れのひと時を過ごしたい人には3タイプ7室の貸し切り風呂もある。
おまつり広場では同館スタッフによる太鼓や餅つき、民謡など郷土芸能ショーを毎晩開催。温泉でゆったりした後はにぎやかなパフォーマンスで盛り上がりたい。
ホテル森の風鶯宿/岩手県岩手郡雫石町鶯宿10-64-1/TEL:019-695-3333 |
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<山形県・蔵王温泉> |
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天井高の総木造りの湯 |
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八右衛門の湯(内風呂) |
山形県蔵王温泉の蔵王国際ホテル(伊藤八右衛門社長)。自慢の「八右衛門の湯」をぜひ体験したい。
内風呂と露天風呂がある。内風呂は丸太の梁をむき出しにした大胆な造り。天井高は最高6.5メートルと高く、全面ガラス張りで開放感もたっぷり。いにしえの湯治場の雰囲気だ。湯は乳白色の硫黄泉で、源泉100%掛け流しで使用。独特の香りと木の温もりが人々の心と体を優しく包み込む。時間による男女入れ替え制。
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八右衛門の湯(露天風呂) |
露天風呂は二つの浴槽があり、それぞれ湯温が異なる。冬の間の入浴も可能で、降り積もる雪を見ながらの雪見風呂もまた一興だ。
「大切な方とプライベートなひと時を」と、貸し切り風呂も充実している。「山の恵み」「森の恵み」「里の恵み」と名付けた三つの貸し切り風呂は、山小屋風のおしゃれな造り。宿泊客は無料で利用できる。
泉質は酸性・含硫黄—アルミニウム—硫酸塩・塩化物温泉。切り傷、やけど、慢性皮膚病、高血圧症など、さまざまな病に効くといわれる。湯船に浮かぶ湯の花が効能の高さを物語っている。
休憩室には手もみクイックコーナーがある。「旅の疲れを癒やすフットコース」「凝ったところのクイック手もみ」ともに10分千円とリーズナブル。
昨年7月には新しい客室「ジュニアスイート」がオープン。既存の洋室6室を3室に改装した。40平方メートルの広々とした部屋は、ソファやテーブル、デスクのほか、マッサージチェアを完備したリビングルームと、セミダブルベッド2台を備えたベッドルームで構成。八右衛門の湯に近く、温泉を満喫するのに絶好の客室だ。
近くには世界でも珍しい樹氷が見られる蔵王温泉スキー場がある。スキーやスノーボードを楽しんだあとは、ホテルでの温泉ざんまいを楽しみたい。
蔵王国際ホテル/山形県山形市蔵王温泉933/TEL:023-694-2111 |
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<山形県・蔵王温泉> |
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離れの温泉棟「離れ湯百八歩」 |
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離れ湯百八歩(露天風呂) |
山形県蔵王温泉の蔵王四季のホテル(伊藤八右衛門社長)は、系列のおおみや旅館、蔵王国際ホテルとともに、温泉自慢の宿だ。中でもお薦めなのが、離れの温泉棟「離れ湯 百八歩」。蔵王温泉ならではの真っ白いにごり湯を心ゆくまで楽しめる。
2006年に完成した離れの湯は、ホテルの玄関から歩いて文字通り108歩の場所にある。
男女別の内風呂は、天井の梁から浴室の床まで全て木造り。木の温もりとほのかに漂う硫黄のにおい、効能豊かなにごり湯が人々の心と体を癒やしてくれる。
開放感いっぱいの露天風呂は内風呂とは趣が異なる石造り。このほどリニューアルを行い、蔵王連峰・竜山の絶景をさらに楽しめるよう、工夫を凝らした。
湯上がりスペースには足湯もある。露天風呂同様、雄大な山並みを一望する、眺望自慢の湯だ。パートナーとの待ち合わせの間、また周辺散策の帰りに利用してみたい。
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離れ湯百八歩(内風呂) |
泉質はいおう泉(酸性・含硫黄—アルミニウム—硫酸塩・塩化物温泉)。慢性婦人病、糖尿病、高血圧症など、さまざまな病に効くという。加温、加水をせず、全てかけ流しで利用している。利用時間は午前6時から午後11時。
ホテル館内の大浴場「白樺の湯」は、大きな窓が特徴の、明るく開放的な風呂。館の名前通り、蔵王の四季を感じられる湯だ。
趣の異なる露天風呂が2種類あり、時間により男女でのれんを入れ替えている。
浴場内にはサウナ・水風呂も完備。
湯は肌に優しい弱アルカリミネラル泉。こちらは24時間入浴できる。
離れの内湯と露天風呂、足湯、館内の内湯と露天風呂、サウナと、まさに温泉ざんまいを満喫できる。
蔵王四季のホテル/山形県山形市蔵王温泉1272/TEL:023-693-1211 |
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<福島県・土湯温泉> |
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滝を眺める展望大浴場 |
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展望大浴場「瀧の湯」 |
福島市内から車で約30分、豊かな自然に囲まれた土湯温泉は聖徳太子の伝説が残る、歴史ある温泉地だ。山水荘(渡辺和裕社長)はその土湯温泉を代表する旅館で、隣には一級河川に指定され、日本一の清流にも数えられている荒川が流れており、この川が作り出した景勝が四季折々で違った顔を覗かせる。
山水荘は荒川と二段の滝を眺める展望大浴場や野湯、「太子の湯」、5カ所の貸切風呂などを持つ温泉三昧の宿で、宿泊客の心と体を癒す。
6階の展望大浴場「瀧の湯」からは、荒川とそれを取り巻く雄大な景勝を大パノラマで、湯船に浸かりながら存分に味わうことができる。また、もう一つの展望大浴場「淵の湯」は旅館では珍しい2階建ての造りになっており、浅湯、深湯のさまざまな湯船を楽しむことができる。
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太子の湯 |
瀧の湯と淵の湯は日替わりの男女交代制で、宿泊客は前日とは異なる趣の風呂を楽しめる。
3階には聖徳太子の名を冠した露天風呂、太子の湯がある。山水荘の象徴的な存在だ。荒川二段の滝が圧倒的な水量で流れ落ちる様はまさに絶景。自然のマイナスイオンと開放感に浸れる源泉かけ流しの露天風呂はぜひ堪能したい。今では珍しい男女混浴制をとっているが、女性専用の時間(午後7〜11時)も設けているのがうれしい。
カップルや家族連れにお勧めなのが貸切風呂だ。半露天の「石の湯」「樽の湯」、内湯の「かわせみ」「おしどり」、そして露天の「星天の湯」があり、60分で1080円(税込み)と手ごろな料金で利用できる。贅沢な時間を恋人や家族とともに過ごしたい方にお勧めだ。
原発事故の影響もほとんどない。未曽有の大震災にも負けずに、今なお慕われる山水荘の温泉で心身ともにほっこりとなってほしい。
風望天流 太子の湯 山水荘/福島県福島市町庭坂字高湯7/TEL:024-591-1171 |
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