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大浴場長寿の湯 |
標高1800メートルに湧出する「星とお友達になれる名泉」。日進舘(旧・万座温泉ホテル、大野克美社長)のキャッチフレーズだ。
上信越高原国立公園に位置する万座温泉は、1日6万キロリットルという豊富な湯量を誇り、27種類の湯質は万病に効くといわれる。「昔から、万座に行けば体がよくなるという信仰があり、全国から多くのお客さまが訪れている。長寿の温泉郷として有名」と同館の大野社長。「糖尿病が治る奇跡の温泉・万座」とのテーマでテレビ番組も放映され、話題になった。
8種類の天然温泉風呂を用意している。館内にいながらにして湯巡りが楽しめると評判だ。
木の趣ある6つの浴槽がある。「姥湯」は皮膚病、リウマチ、神経痛、外傷の後遺症などに効くといわれる。「さゝ湯」はこれに笹の葉を入れたもので、笹の持つ血液浄化作用、細胞活性化作用が期待できる。
「姥苦湯」は万座最古の温泉の王様といわれる湯。難病を治した人も数多く、福田元首相も、この湯のファンだったとか。
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極楽の湯 |
展望露天風呂「極楽の湯」は万座で最も景色のよい温泉といわれる。朝早く起きて日の出を見ながら入れば気分は爽快。神経性ストレスの解消に効果を発揮しそうだ。
同館の健康志向は料理にも。夕食は2008年12月からバイキングとなり、長生きの元といわれる食材(豆、ゴマ、わかめ、野菜、魚、シイタケ、芋)を多用。それぞれの頭文字を取った「まごわやさしいコーナー」もあり、たいへん好評だ。
館内では毎夜8時から、プロの歌手による歌とトークのショーを開催。出演する泉堅(いずみ・けん)さんは同ホテルのオーナーでもある。
天然温泉と抜群の自然環境、健康志向の料理、楽しい歌とトークショーで、旅人の寿命も10年は伸びるかも。
2008年1月には新館「湯房」がオープン。設備がさらに充実した。
日進舘/群馬県吾妻郡嬬恋村万座温泉/TEL:0279-97-3131 |
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