'15『風呂じまんの宿』35軒 |
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東北
<岩手県・鴬宿温泉> |
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洋風と和風の大浴場 |
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客室露天風呂 |
岩手県・鶯宿温泉のホテル森の風鶯宿(鈴木直一社長)は、秀峰・岩手山を望む北東北屈指のスパリゾートだ。露天風呂から絶景が一望でき、自然を満喫しながら温泉で心と体を癒すことができる。
大浴場は洋風と和風の造りがあり、深夜に男女を入れ替えるのでどちらでも楽しめる。贅沢な気分を味わいたければ露天風呂付き客室「四季彩」(7タイプ17室)に泊まりたい。洗練された室内空間と源泉かけ流しの露天風呂が自慢だ。
檜、陶器、壺風呂の3タイプがあり、好みのものを選べるようになっている。もちろん源泉100%かけ流し。アルカリ性単純泉は神経痛や筋肉痛、五十肩などに効く。
露天風呂にリフターを付けたバリアフリー対応の客室もあり、人にやさしい造りとなっている。また、全室プラズマクラスターの空気清浄機が完備されている。
誰にも邪魔されず、夫婦やカップル、家族連れのひと時を過ごしたい人には3タイプ7室の貸切風呂もある。
館内もぜひ見て回りたい。おまつり広場では同館スタッフによる太鼓や餅つき、民謡など郷土芸能ショーを毎晩開催。温泉を堪能した後はにぎやかなパフォーマンスで盛り上がりたい。
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イルミネーションと花火の共演 |
冬の季節のお楽しみが33万球のイルミネーションと花火の共演、「森のウインターナイト」だ。場所はフラワー&ガーデン森の風。イルミネーションは11月9日から来年3月31日まで、午後5時から9時まで実施される。また、花火は11月14日から来年3月26日の毎週土曜に打ち上げられる。澄んだ空気に映える光景は必見。
森の風は昨年7月26日にオープン。日本最大級の本格的なガーデニング庭園で、旅館・ホテルでこれだけのスケールは珍しい。
ホテル森の風鶯宿/岩手県岩手郡雫石町鶯宿10-64-1/TEL:019-695-3333 |
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<岩手県・新鉛温泉> |
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三つの源泉、17の湯船 |
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川の湯「岩露天風呂」 |
岩手県新鉛温泉の「結びの宿 愛隣館」(清水隆太郎社長)は、花巻温泉郷の最も奥に位置する自然に抱かれた温泉宿だ。三つの源泉からこんこんとわき出る湯を、三つの大浴場の合計17の湯船で利用している。のれんの交換により、一晩の滞在で全てを体験できるのがうれしい。
大浴場「南部の湯」は熱湯、ぬる湯、古代檜風呂や岩露天風呂、立って入浴する名物の立湯露天風呂がある。広々とした浴場から庭園を眺めながらの入浴を楽しめる。
大浴場「森の湯」は内湯、シルクバスと、源泉100%掛け流しの信楽焼陶器風呂、立湯露天風呂がある。その名の通り、森の木々を眺めながらの湯浴みを楽しめる。
大浴場「川の湯」は、オープンドアの内湯、深さ90センチの腰掛湯、源泉100%掛け流しの信楽焼陶器風呂、岩露天風呂がある。豊沢川の景色を眺めながら温泉を満喫できる。
内湯と信楽焼の陶器風呂を楽しめる貸し切り風呂「ちゃっぷん」も人気だ。
結びの宿 愛隣館/岩手県花巻市鉛字西鉛23番地/TEL:0198-25-2341 |
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<岩手県・つなぎ温泉> |
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美しい湖望む「美人の湯」 |
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ひとりじめの湯「絹の湯」 |
御所湖畔に立地し、美しい湖と岩手山を望む眺望の良さで知られる盛岡・つなぎ温泉「ホテル紫苑」(菊地善雄社長)。
つなぎ温泉の歴史は平安時代にさかのぼる。平安末期の康平年間(1058〜65)、源義家が有力豪族の安倍貞任を攻めた時(前九年の役)、本陣を「湯の館」(現在の岩手県盛岡市繋温泉〈つなぎ温泉〉南方の山麓)に置いた。
この時、義家は温泉が湧いているのを発見し、愛馬の傷を温泉の湯で洗うと治癒したため、義家も愛馬を穴の開いた石につないで入浴したと言われ、それ以来、繋温泉(つなぎ温泉)と呼ばれるようになったという。
紫苑の温泉は「美人の湯」として知られており、大浴場と絶景の露天風呂「ひとりじめの湯」、ラドン成分が高い源泉掛け流し湯の「南部曲り家の湯」がある。
「ひとりじめの湯」は、老廃物をミクロの泡で取り除き、肌をスベスベにするとともに、水の持つヒーリング効果と、浴槽から見渡せる四季の風景でリラックス効果を高める「絹の湯」、さらに、露天風呂からあふれ出す湯が、まるで御所湖へ流れ落ちていくような感覚が爽快な気分にさせる「檜の湯」からなる。
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南部曲り家の湯「赤松の湯」 |
「南部曲り家の湯」は、秘湯を思わせる内湯とライトアップによる幻想的な露天風呂を楽しめる。南部曲り家は、江戸時代に盛岡市周辺で見られる母屋と馬屋が一体となった住宅。古き良き南部曲り家の佇まいに「赤松の湯」「大岩の湯」、さらに貸し切りを含む3カ所の露天風呂が備わる。赤松の湯にはスチームサウナが併設され、疲労回復や健康増進の効果が高い。
近隣には、20種類の多種多様な風呂を備えた姉妹館「愛真館」があり、湯めぐりの楽しさも味わうことができる。
ホテル紫苑/岩手県盛岡市繋字湯の館74の2/TEL:019-689-2288 |
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<宮城県・南三陸温泉> |
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眼前に広がる水平線 |
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海を臨む露天風呂 |
宮城県三陸海岸、志津川湾を臨む南三陸ホテル観洋(阿部泰浩社長)は、広がる水平線を眼前に、温泉と露天風呂を楽しめる宿だ。特に露天風呂から望む朝日は格別。早起きするだけの価値はある。
広々とした四つの大浴場がある。男湯の「磯の湯」、女湯の「浜の湯」は東館2階にあり、大浴場、露天風呂、サウナそれぞれから海が見える。露天風呂は、女性側は洞窟をイメージ。男性側は緑と和の趣が融合した岩風呂。
南館4階にも大浴場(巨釜の湯、神割の湯)があり、充実した設備を誇る。
湯は地下2千メートルからわき出る深層天然温泉。神経痛、筋肉痛、切り傷、やけどなどに効くと言われる。
全国に魚を出荷する阿部長商店の経営だけに、新鮮な魚介類を存分に味わえる。旬の食材を使った「南三陸キラキラ丼」は特に賞味したい逸品だ。
震災を風化させないための「語り部バス」も運行しており、多くの人から利用されている。
南三陸ホテル観洋/宮城県本吉郡南三陸町黒崎99の17/TEL:0226-46-2442 |
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